オーブンの代用は魚焼きグリルで!予熱ゼロ&電気代も劇的節約

オーブンの代用は魚焼きグリルで!予熱ゼロ&電気代も劇的節約

オーブンが手元になくて料理を諦めようとしていませんか?実はキッチンの魚焼きグリルこそ、オーブン以上の高火力を誇る最強の代用品なんです。

ただし、オーブンと同じ感覚で予熱してじっくり焼こうとすると、直火の強烈な熱量であっという間に食材の表面が真っ黒焦げになってしまうリスクも。

この記事では、魚焼きグリルを本格オーブンに変身させる温度や焼き時間の黄金比、焦げを防ぐアルミホイルの裏ワザから作れる料理の完全ガイドまで徹底解説します。

まずは結論から見ていきましょう。

目次
  1. 【結論】オーブンの代用は魚焼きグリルでOK!予熱なしで本格調理できる最強の裏ワザ
  2. なぜオーブンの代用に魚焼きグリルが使えるのか?熱の伝わり方と驚異の温度差
  3. オーブンを魚焼きグリルで代用する具体的な使い方と焼き時間の目安
  4. オーブンを魚焼きグリルで代用する際の注意点!絶対にやってはいけないNG行動
  5. 【体験談】オーブンなしでピザとグラタンに挑戦!大失敗から掴んだグリルの神ワザ
  6. シーン別オーブンと魚焼きグリルの代用ガイド!作れる料理と作れない料理
  7. オーブンを魚焼きグリルで代用する際のよくある質問
  8. オーブンの代用まとめ!魚焼きグリルを使いこなして料理をもっと身軽に楽しもう

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【結論】オーブンの代用は魚焼きグリルでOK!予熱なしで本格調理できる最強の裏ワザ

オーブンの代用を探しているなら、魚焼きグリルを活用するのがもっとも手軽で確実な選択肢です。

密閉されたコンパクトな空間で直火と対流熱を浴びせるため、一般的なオーブンを遥かに超える超短時間で香ばしい焼き目をつけられます。

予熱時間もほぼ不要で、グラタンやピザ、ローストチキンなどの人気オーブン料理が驚くほどジューシーに仕上がる神ツール。

 

「オーブンがないとグラタンもピザも焼けない」と思い込んでいた昔の僕に、声を大にして教えてあげたい事実があります。

実は日本の家庭用コンロに備え付けられている魚焼きグリルは、単に魚を焼くだけの設備ではありません。

海外のプロの料理人が羨むほど強力な、いわば家庭用の小型石窯オーブンそのものなんです。

 

まずは他の代用品との違いが一目でわかる比較表をご用意しました。

手持ちの調理器具と照らし合わせながら、今回の料理にぴったりの方法を選んでみてくださいね。

 

代用品名 おすすめ度 特徴・メリット 注意点
魚焼きグリル ◎推奨 約1〜2分で300℃以上に達する超高火力。予熱要らずで表面パリッと中はジューシーに仕上がる 直火が近いため焦げやすい。アルミホイルを被せるなどの火加減調整が必須
オーブントースター ◎推奨 温度管理がしやすく手軽。薄い食材やトースト、少量の焼き菓子ならオーブンと同等に焼ける 庫内の高さが低く厚みのある塊肉は熱源に触れて燃える恐れあり。加熱範囲も狭め
フライパン(蓋付き) 〇可 フライパン用アルミホイルやクッキングシートを敷いて蒸し焼きにできる。後片付けが圧倒的に楽 上からの直火がないため、こんがりとした焼き色は底面にしかつかない
電子レンジ(単機能) ×不可 電磁波で食材内部の水分を振動させて加熱する仕組み。温めや下茹でには最適 水分を蒸発させて焦げ目をつけることは不可能。グラタンやピザのサクサク感は出せない

 

ご覧の通り、オーブン特有のこんがり香ばしい焼き目とサクサク感を再現したいなら、魚焼きグリルが文句なしのナンバーワン。

トースターやフライパンも優秀ですが、焼き上がりの香ばしさとスピード感はグリルの独壇場と言っても過言ではありません。

なぜオーブンの代用に魚焼きグリルが使えるのか?熱の伝わり方と驚異の温度差

魚焼きグリルがオーブンの代用として優れている理由は、直火の放射熱と狭い庫内の対流熱が合わさる加熱構造にあります。

オーブンが200℃前後の熱風でじっくり全体を温めるのに対し、グリルは300℃から400℃超の圧倒的な熱量で一気に焼き上げる仕組み。

食材の水分を内部に閉じ込めたまま外側だけをカリッと仕上げられるため、料理によってはオーブン以上に美味しく仕上がります。

 

「でも魚焼きグリルって、下火や上火で焼くだけの直火焼きでしょ?オーブンとは別物じゃない?」と疑問に思う人も多いはず。

実はこの2つ、熱の伝わり方を科学的に見ると驚くほど面白い共通点と違いを抱えています。

オーブンと魚焼きグリルの決定的な違いは「熱源の距離」と「対流熱」

一般的なオーブンは、庫内全体の空気をヒーターで温め、200℃〜250℃程度の熱風をぐるぐると循環させて食材を包み込む「対流熱」が主体です。

そのため食材の芯までじっくり火を通すのには向いていますが、庫内が広いぶん予熱に10分〜15分も待たされるのがネック。

 

一方、魚焼きグリルは食材と熱源の距離がわずか数センチしかありません。

バーナーから直接放たれる強烈な直火の「放射熱(遠赤外線効果)」が、食材の表面をダイレクトに直撃します。

さらに狭い鉄の小部屋に熱がギュッと閉じ込められるため、強烈な対流熱も同時に発生。

いわば直火焼きとオーブン調理のいいとこ取りをしたハイブリッド加熱がおこなわれているわけです。

わずか1〜2分で300℃超え!魚焼きグリルが「家庭用ミニ石窯」と呼ばれる理由

キッチンの魚焼きグリルを点火すると、点火からわずか1〜2分で庫内温度が300℃を軽々と突破します。

機種によっては最高400℃近くまで達することもあり、これは一般的な家庭用電気オーブンの最高温度(約250℃)を遥かに凌ぐパワー。

 

ピザ専門店の薪窯(まきがま)をイメージしてみてください。

ピザ職人は400℃近い高温の石窯にピザを放り込み、わずか1〜2分でフチをパリッと膨らませてジューシーに焼き上げますよね。

魚焼きグリルの中で起きている現象は、まさにあの本格ピザ窯とまったく同じ。

短時間で表面の水分だけを弾き飛ばし、食材本来の旨味や肉汁をキュッと内側に閉じ込める魔法のような焼き上がりが手に入ります。

魚のニオイ移りは大丈夫?熱の気流が生み出す防臭メカニズム

魚焼きグリルでグラタンやクッキーを焼くとなると、誰しもが心配するのが「魚臭くならないの?」という問題でしょう。

せっかくのお菓子やチーズ料理に焼き魚の生臭さが移ったら、目も当てられませんよね。

 

安心してください、科学的には加熱調理中に魚のニオイが料理へ移る心配はほとんどありません。

点火中のグリル内部では、上昇気流と強い熱対流が発生し、食材から発生した水蒸気や油分が常に排気口へと勢いよく押し流されています。

食材自身からも外側へ向けて水分が蒸発しているため、外部のニオイ分子が料理に入り込む隙間がない仕組み。

ただし、網や受け皿に魚の焦げカスや古い油がギトギトに残っていると、煙と一緒にニオイが移る原因になります。

調理前に受け皿を水洗いするか、後ほど紹介するアルミホイル技で遮断してあげれば完璧。

オーブンを魚焼きグリルで代用する具体的な使い方と焼き時間の目安

魚焼きグリルでオーブンレシピを代用する際は、アルミホイルによる遮熱と加熱時間の短縮が最大の成功ポイントです。

直火による表面の急激な焦げを防ぐため、最初の8割はアルミホイルをふわっと被せて蒸し焼きにし、最後の1〜2分でホイルを外して焼き色をつけます。

加熱時間はオーブンレシピに記載された時間の「半分から3分の1」を目安にセットすれば、失敗知らずで完璧な焼き上がりに。

 

理屈がわかったところで、日々の料理に落とし込む具体的なテクニックを身につけていきましょう。

オーブン用のレシピ本をそのままグリルに持ち込むと大惨事になるので、次の3つの極意だけは頭に叩き込んでおいてください。

アルミホイルの「落とし蓋ワザ」で表面の焦げ付きを鉄壁ガード

魚焼きグリル代用で一番やってしまいがちな失敗が、「中まで火が通る前に上側が炭化してしまう現象」です。

熱源が目の前にあるグリルでは、そのまま放り込むと数分で表面が真っ黒に。

 

これを完璧に防いでくれる万能の盾が、ご家庭にあるごく普通のアルミホイル。

食材やグラタン皿の上に、ふんわりとアルミホイルを1枚被せてあげるだけで、直火の強烈な赤外線を跳ね返してくれます。

ホイルの内部では熱が反射してやさしい包み焼き状態になり、食材の芯まで均一に火が浸透。

全体がしっかり温まったら、最後の1〜2分だけトングでアルミホイルを取り外すのがプロ級に仕上げる秘密です。

あっという間にチーズやパン粉に黄金色の焼き色がついて、見た目も香りも最高の状態に仕上がりますよ。

オーブンレシピの加熱時間は「半分から3分の1」に短縮するのが黄金比

レシピ本に「オーブン200℃で20分焼く」と書いてあった場合、魚焼きグリルなら何分加熱するべきでしょうか?

答えはズバリ、弱火〜中火で約7〜10分です。

 

魚焼きグリルは庫内の容積が小さく、立ち上がりから猛烈な熱量を発揮するため、オーブンと同じ時間加熱すると完全に炭になってしまいます。

基本の変換ルールとして、「オーブンの指定時間の半分から3分の1」と覚えておきましょう。

たとえばオーブンで15分のグラタンなら、グリル弱火で6分+ホイルを外して1〜2分。

オーブンで30分のローストチキンなら、グリル弱火でじっくり12〜15分前後で十分火が通ります。

調理時間が一気に短縮できるので、忙しい日の夕飯作りにはむしろオーブンより圧倒的に便利。

片面焼きと両面焼きで使い分ける火加減コントロールの極意

ご家庭の魚焼きグリルが「片面焼き」か「両面焼き」かによって、火加減の微調整が必要になります。

取扱説明書を見なくても、庫内の下を覗き込んで下側にも青い炎が出るバーナーがあるかどうかですぐに判別可能。

 

片面焼きグリルの場合、火は上からしか出ないため、底面の温度が上がりにくい特徴を持っています。

ピザやトーストを焼くときは、あらかじめグリルを強火で2分ほど空焚き(予熱)して網をアツアツにしておくのがコツ。

網からの伝導熱で裏面もサクッと焼き上がります。

肉料理など厚みのある食材は、途中でひっくり返す作業も忘れずにおこないましょう。

 

両面焼きグリルの場合は、上下から一気に挟み撃ちにするため加熱スピードがさらに加速します。

下火が強すぎると底が焦げつくため、「上火は弱火、下火も最弱火」に設定するのが基本スタイル。

上下の火力を独立して調整できるコンロなら、上火を中火、下火を弱火にしておくとベストな焼き加減を作れます。

オーブンを魚焼きグリルで代用する際の注意点!絶対にやってはいけないNG行動

魚焼きグリルは超高温になる直火調理器具だからこそ、火災や器具の破損を防ぐ安全管理が最優先事項です。

クッキングシートの直敷きは炎が燃え移る危険があるため絶対に避け、直火不可の耐熱ガラス容器も熱割れのリスクがあるため使用してはいけません。

脂の多い肉を焼く際は受け皿への引火に警戒し、アルミホイルのフチを折り曲げて油受けを作るなど確実な対策を講じましょう。

 

「代用で美味しくできた!」と喜ぶ前に、命と住まいを守るための安全ルールを必ず頭に入れておいてください。

便利さの裏には、オーブンとは比較にならない直火ならではの危険性が潜んでいます。

クッキングシートの直敷きは発火リスク大!火災を防ぐ安全ルール

オーブン料理で当たり前のように敷いているクッキングシートですが、魚焼きグリルでは絶対に直接敷いて使ってはいけません。

クッキングシートの耐熱温度は一般的に約250℃前後。

しかし魚焼きグリルの庫内は300℃〜400℃に達するため、耐熱限界をあっさりと突破してしまいます。

 

さらに恐ろしいのは、直火のバーナーがシートの端に接触したり、熱風にあおられて浮き上がったりして火が燃え移るケース。

消防庁や自治体の火災予防情報でも、グリル内でのシート発火事故は頻繁に注意喚起されています。

魚焼きグリルで敷き物を使うなら、燃えない「フライパン用アルミホイル」または厚手のアルミホイル一択。

キッチンの安全を守るためにも、東京消防庁のコンロ火災予防情報などでも呼びかけられている基本事項をしっかり守りましょう。

耐熱温度と器の素材をチェック!耐熱ガラス皿は直火で割れる危険性

グラタン皿を入れる際、器の素材にも細心の注意を払わなければなりません。

とくに気をつけたいのが、透明でおしゃれな「耐熱ガラス製のグラタン皿」です。

 

耐熱ガラスはオーブンの熱風には耐えられますが、直火(局所的な超高温加熱)には耐えられない構造になっています。

グリルの直火がガラスの一部に当たると、温度差による急激な膨張が起き、バチンと音を立てて粉々に破裂する大惨事になりかねません。

魚焼きグリルで使用できる容器は、「直火対応」と明記された陶器のグラタン皿、耐熱セラミック容器、または鉄製のスキレットやグリルパンに限定されます。

お使いの器の裏面にある取扱表示を必ず確認し、「直火不可」と書かれているものは絶対に庫内へ入れないでくださいね。

油分の多い食材は受け皿への引火に注意!アルミホイルのフチを立てる工夫

鶏モモ肉の皮面焼きやスペアリブなど、脂がたっぷり出る料理を網の上で直接焼くときも注意が必要です。

落ちた油が受け皿に溜まり、長時間の加熱で気化した油に炎が引火して激しい炎が立ち上る事故も多発中。

油火災を防ぐための賢いライフハックが、「アルミホイルでお皿(トレー)を作って敷くこと」です。

アルミホイルの四辺を1〜2センチほど立ち上げて箱型にし、食材の下にセット。

こうすれば食材から染み出した肉汁や脂がすべてホイルの内側に溜まり、下の受け皿に一滴も落ちません。

油への引火を完全にシャットアウトできるだけでなく、ギトギトした受け皿や網を洗う手間までゼロになるという一石二鳥のテクニック。

後片付けが億劫でグリルを使いたくない人にも、心からおすすめしたい裏ワザ。

【体験談】オーブンなしでピザとグラタンに挑戦!大失敗から掴んだグリルの神ワザ

僕自身、過去にオーブンの予熱を面倒くさがって魚焼きグリルを適当に使った結果、大惨事を引き起こした苦い記憶があります。

しかし火加減とアルミホイルの特性を身体で理解してからは、グラタンもピザもグリルでしか焼かなくなるほど大感激!

失敗の絶望から大感動の絶品料理へと至った、生々しいリアルな軌跡をありのままにお話ししましょう。

 

あれは一人暮らしを始めたばかりの、冬の寒い夜の出来事。

無性にアツアツのポテトグラタンが食べたくなり、ホワイトソースから手作りして耐熱皿に盛り付けたんですね。

上にはこれでもかとたっぷりのピザ用チーズとパン粉を散らして、準備万端。

ところが当時住んでいたアパートの小さな電子レンジには、オーブン機能がついていませんでした。

 

「まあいいや、コンロの下に魚焼きグリルがあるし、火で炙ればすぐ焼けるでしょ!」

そう高をくくった僕は、何の知識もないまま強火のグリルにグラタン皿を突っ込み、ワクワクしながら待つことにしたのです。

ところが加熱を始めてわずか3分後、キッチンにツンと鼻を突く焦げ臭い煙が充満し始めました。

 

「えっ、嘘でしょ!?」と慌てて引き出しを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは漆黒の塊。

表面のチーズとパン粉が炭のように真っ黒に焼け焦げ、もうもうと煙を上げていたのです。

恐る恐るスプーンを差し込んでみると、表面の炭の下にあるホワイトソースと具材はまだぬるい状態(泣)。

食材への申し訳なさと自分の無知に、その夜は本当に打ちのめされる結果に(泣)。

 

でも、そこで諦めるのはあまりにも悔しい!

「なぜ表面だけが焦げて中が冷たいのか?」を徹底的に考え抜いた僕は、熱の遮断と加熱時間の短縮という答えに辿り着いたのです。

翌日、冷凍のマルゲリータピザを買ってきてリベンジマッチを決行。

今度はピザの上にふんわりとアルミホイルを被せ、弱火でじっくり加熱してみました。

 

4分ほど経ったところで庫内を覗くと、チーズがグツグツと泡立ち、トマトソースの甘酸っぱい香りが漂ってきます。

そこでサッとホイルを取り外し、火力を中火に上げて待つことわずか60秒。

取り出したピザを見て、僕は思わず台所で声を上げました。

 

フチの生地には見事なキツネ色の焦げ目がプクプクと膨らみ、チーズは黄金色にとろけてジュワジュワと音を立てています。

一口かじると、生地の底はパリッパリ、中はもっちり、チーズはとろ〜り。

これまでオーブンの長い予熱を待って焼いていたどのピザよりも、圧倒的にイタリア料理店の石窯ピザに近い仕上がりだったんです。

「魚焼きグリルは、魚を焼くためだけの場所じゃなかったんだ」と、全身に鳥肌が立つほどの感動の瞬間!

シーン別オーブンと魚焼きグリルの代用ガイド!作れる料理と作れない料理

魚焼きグリルは平皿料理や香ばしい焼き目を求めるメニューに抜群の相性を発揮しますが、高さのあるケーキやパンには不向きです。

グラタンやピザ、ローストチキンなどはオーブン以上のクオリティに焼き上がる一方で、膨らむ生地は熱源に触れてしまう限界が存在。

作りたい料理の性質を見極めて上手に使い分けることが、グリル代用を120%楽しむための秘訣です。

 

「じゃあ、具体的にどんな料理ならグリルで代用できるの?」と気になりますよね。

代表的なメニューごとに、相性と美味しく焼くためのコツをまとめました。

グラタン・ドリア・ピザ:短時間でカリッと香ばしく仕上がる得意分野

グラタン、ドリア、ピザの3兄弟は、魚焼きグリルがもっとも得意とする十八番(おはこ)メニューです。

これらの料理の命は、なんといっても表面の香ばしいチーズの焼き色と、生地や具材のジューシーさ。

 

オーブンだと200℃に予熱して15分以上かかるところ、グリルなら予熱なしでわずか6〜8分で完成します。

最初の5分はアルミホイルを被せて中までグツグツに温め、最後の1〜2分でホイルを外して焼き色をつけるだけ。

手作りピザはもちろん、市販のチルドピザや冷凍ピザも、トースターとは比べ物にならないほど本格的な石窯風に焼き上がります。

ローストチキン・焼き野菜:余分な脂を落としてジューシーに

鶏モモ肉の一枚焼きや手羽先、旬の野菜のグリルも、オーブンよりグリルが圧倒的におすすめ。

網の上に載せて焼くことで、お肉から染み出た余分な脂がポタポタと下に落ち、皮はパリッパリ、身はふっくら柔らかに仕上がります。

 

野菜もパプリカ、ズッキーニ、長ネギなどを並べて弱火で焼くだけで、外側に香ばしい焦げ目がつき、内側に甘い果汁が凝縮。

ガスの直火には適度な水分が含まれているため、電気オーブンのように食材がパサパサに乾いてしまう失敗が起きにくいのも嬉しいポイントです。

詳しい加熱特性やプロのレシピについては、東京ガス ウチコトのグリル活用ガイドでも詳しく解説されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

クッキー・パウンドケーキ:焦げ対策とアルミホイル包み焼きのコツ

「お菓子作りもグリルでできるの?」と驚かれるかもしれませんが、薄焼きのクッキーやスコーンなら十分に代用可能です。

ただし、お菓子は砂糖やバターを多く含むため、料理以上に焦げやすいデリケートな性質を持っています。

 

成功させるコツは、最初から最後までアルミホイルで完全に覆い、最弱火でじっくり火を通すこと。

クッキーならアルミホイルを敷いた上に生地を並べ、上からもホイルを被せて弱火で5〜7分。

火を止めた後、余熱で庫内に5分ほど放置しておくと、サクサクの軽い食感に焼き上がります。

パウンドケーキを焼く場合は、薄型の耐熱パウンド型を使い、高さを抑えて生地を流し込むのが鉄則。

本格スポンジケーキや大型パン:高さの限界と代用が難しい理由

万能に見える魚焼きグリルですが、どうしても代用できない「NG料理」も存在します。

それが、大きく膨らむ本格的なスポンジケーキ、シフォンケーキ、そして山型食パンなどの大型パン。

 

理由は単純明快で、魚焼きグリルの庫内の高さ(有効高)が約5〜7センチ程度しかないからです。

生地が加熱によってムクムクと膨らんでくると、上部のバーナーに直接触れてしまい、生地が黒焦げになるだけでなく発火する恐れがあります。

また、ケーキの繊細なスポンジ生地は160℃〜180℃の安定した低温対流熱を長時間必要とするため、局所的に高熱になるグリルでは中まで火が通る前に外側が固まってしまう難点も。

背の高いお菓子や大型パンを作りたい時だけは、無理をせず本物のオーブンレンジを用意するのが賢明です。

 

なお、もしあなたが日常的に魚焼きグリルでオーブン風料理を楽しみたいなら、網の上にすっぽり収まる「蓋付きの陶器製グリラー」や「鉄製グリルパン」をひとつ手に入れておくのも素晴らしい選択肢。

食材を入れて蓋をしてグリルに放り込むだけで、魚のニオイや油跳ねを100%防ぎながら、極上の蒸し焼きオーブン料理が毎晩のように楽しめますよ。

オーブンを魚焼きグリルで代用する際のよくある質問

魚焼きグリルに魚のニオイが残っている場合、お菓子やパンに臭いが移りませんか?

調理中は食材から強い水蒸気が噴き出しているため外部の臭いは基本的に移りませんが、網や受け皿に魚の油や焦げカスが残っていると煙を通じて臭いが付着する原因になります。調理前に受け皿と網を台所用洗剤でしっかり洗うか、アルミホイルを全面に敷いて直火と脂の接触を遮断して調理すれば、トーストやお菓子でもニオイ移りなく美味しく焼き上がります。

オーブンの「200℃で20分」というレシピは、魚焼きグリルだと何分加熱すればいいですか?

魚焼きグリルでの加熱時間は、オーブンの指定時間の半分から3分の1を目安に設定するのが基本です。200℃で20分のレシピなら、グリル弱火で約7〜9分加熱すれば芯まで十分に火が通ります。最初の6〜7分はアルミホイルを被せて表面の焦げを防ぎ、最後の1〜2分だけホイルを外して焼き色をつけるのが失敗しない黄金パターンです。

グラタン皿が魚焼きグリルの高さに入らないときはどうすればいいですか?

一般的な魚焼きグリルの網から熱源までの有効な高さは約5〜7cm程度です。高さのある耐熱皿が入らない場合は、グリルの焼き網を取り外して受け皿の上に直接アルミホイルを敷いて平らな耐熱皿を置くか、厚手のアルミホイルで四角い浅型トレーを自作して具材を盛り付けることで、高さを抑えて安全に加熱できます。

IHクッキングヒーターの魚焼きグリルでもガスコンロと同じように代用できますか?

IHクッキングヒーターの魚焼きグリルでも問題なくオーブンの代用として活用できます。最新のIHグリルは遠赤外線ヒーターや平面ヒーターを搭載しており、ガス直火よりも温度制御が安定しやすく焦げ付きにくいメリットがあります。ただし庫内が高温になる特性は同じですので、クッキングシートの直敷きは避け、アルミホイルを活用して安全に調理してください。

オーブンの代用まとめ!魚焼きグリルを使いこなして料理をもっと身軽に楽しもう

「オーブンがないから作れない」と諦めていた料理も、魚焼きグリルさえあれば今日からすべて食卓に並べられます。

予熱に長い時間を取られることもなく、電気代やガス代を抑えながら、石窯顔負けのパリッと香ばしい焼き上がりを手に入れられるのはグリルならではの特権。

アルミホイルの落とし蓋と時間の短縮さえ守れば、焦げ付きの失敗とも完全にサヨナラできますよ。

 

キッチンの奥で眠らせておくには、魚焼きグリルはあまりにも優秀で魅力的な万能調理器。

今夜はぜひ、冷蔵庫にある食材で熱々のグラタンや香ばしいピザを焼き上げて、その驚きの実力をあなたの舌で確かめてみてくださいね。

 

他のキッチン用品やツールで困ったときの代用アイデアも知りたい方は、こちらの調理器具の代用まとめもぜひチェックしてみてください。